2026/02/26 22:21
冬になるとよく耳にする言葉があります。
「冷え性には生姜がいい」
「温活するならジンジャーティー」
たしかに、生姜を摂ると身体がぽかぽかする感覚がありますよね。
では、生姜は本当に“身体を温める食材”なのでしょうか?
実は、生姜は状態によって身体へのはたらきが変わることが知られています。
同じ“生姜”でも、「生のまま」か「乾燥・加熱しているか」によって、感じ方が変わるのです。
温活や冷え性対策を考えるなら、その違いを知っておくことが大切です。
生姜が“温める”と言われる理由

生姜が温めると言われるのは、その辛味成分に理由があります。代表的なのが、
-
ジンゲロール
-
ショウガオール
という成分です。
これらは血流を促すはたらきがあり、身体が温まったように感じやすくなります。
特に摂取直後は、顔がほてったり、汗ばむような感覚が出ることも。
この「ぽかぽかする体感」が、“生姜=身体を温める”というイメージにつながっています。
生の生姜は、逆に冷えを感じることも?
ここが意外と知られていないポイントです。生の生姜に多く含まれるのは「ジンゲロール」。
ジンゲロールには、体表の血流を促し、発汗を促す作用があります。
つまり、
-
一時的に温まる感覚はある
-
でも、汗とともに熱が外へ逃げやすい
という特徴があるのです。
そのため、人によっては
「生姜を摂った直後は温かいけれど、その後に冷えを感じる」
というケースもあります。
冷え性対策として考えると、“どの生姜か”が重要になってきます。
乾燥・加熱すると何が変わる?
生姜を乾燥させたり、加熱したりすると、ジンゲロールの一部が「ショウガオール」へと変化します。
ショウガオールは、身体の内側からじんわり温めるはたらきが強いとされています。
生の生姜が「発汗タイプ」だとすると、乾燥生姜は「内側から温めるタイプ」。
そのため、温活や冷え性対策を意識するなら、乾燥生姜を使ったジンジャーティーのほうが向いている場合があります。
温活目的なら、どんなジンジャーを選ぶ?
冷え性対策として生姜を取り入れるなら、ポイントは「乾燥」または「加熱」したものを選びましょう。
たとえば、
-
乾燥生姜パウダー
-
加熱して作るジンジャーティー
-
生姜を煮出した飲み物
などがおすすめです。
一方で、チューブの生姜やすりおろした生姜は、発汗作用が強く出る可能性もあります。
「温活のために生姜を摂っているのに、なんとなく冷えやすい気がする…」
そんな方は、一度生姜の“加工方法”を見直してみるのもよいかもしれません。
生姜以外にも、身体を温めるハーブはある
温活というと生姜(ジンジャー)が有名ですが、その他にも身体を温めるといわれるものがあります。
ここでは、他にも代表的なものをいくつかご紹介いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🌿 レッドルイボス
発酵によるまろやかな風味が特徴。
ノンカフェインで、夜の温活にも取り入れやすい素材です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🌿 オレンジピール
柑橘の皮を乾燥させたハーブ。
香りがリラックス感を与え、寒い季節のティータイムにもおすすめ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
🌿 サフラワー
古くから用いられてきた植物素材。
ブレンドに加えることで、やわらかな風味を生み出します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
生姜だけに頼らず、自分の好みに合う温活ハーブティーを見つけることも大切です。
温活は「何を飲むか」よりも「どう続けるか」
冷えは、生活習慣やストレスとも深く関わっています。
だからこそ、一時的に強い刺激を求めるよりも、
-
毎日続けられる味
-
心がゆるむ香り
-
ほっとできる時間
を大切にしたいもの。
温活は、身体を温めることだけではなく、“自分をいたわる習慣”でもあります。
【まとめ】生姜は“加工方法”で選ぶ
✔ 生の生姜 → 発汗を促すタイプ
✔ 乾燥・加熱した生姜 → 内側から温めるタイプ
同じ生姜でも、選び方次第で感じ方は変わります。
温活や冷え性対策を意識するなら、ぜひ“乾燥生姜”を取り入れてみてください。
そして、生姜だけでなく、自分に合うハーブとの出会いも楽しみながら。
寒い季節も、やさしく、あたたかく過ごせますように。